若洲海浜公園で釣りBBQ

〜都内で気軽に釣りBBQ!〜

2017年8月20日

今回は夏休みも終わりに近いお盆明けの日曜日に東京に住んでいた時の長男の友達家族3組で若洲海浜公園に行ってきました。

我々家族が東京に住んでいたのはもう5年も前になるのですが、それでもまだお付き合いをいただける貴重なみなさんと過ごした若洲海浜公園での1日をご紹介したいと思います。


若洲海浜公園の概要

新木場ICから車で10分程度のアクセスの良さ


若洲海浜公園は東京都江東区の海に浮かぶ島にある公園です。

葛西臨海公園やディズニーリゾートと同じエリアにあると言った方がイメージしやすいかもしれません。


アクセス方法は、車もしくは都バスになりますが、車の場合には湾岸線の新木場ICで降りて10分くらいの非常にアクセスの良い場所にあります。なお、逆方向(大井埠頭側)からも東京ゲートブリッジを渡りアクセスすることができるのですが、公園駐車場に入るのにUターンする必要があるため新木場方向から行く事をお勧めします。


若洲海浜公園の楽しみ

サイトマップの写真

若洲海浜公園は大きく分けてキャンプ、BBQ、釣りが楽しめます。また、サイクルロードやレンタサイクルもあるので海を気軽に散策という楽しみもあります。

また、事前に予約が必要ですがキャンプ道具や食材などを全てレンタルすることができますので手ぶらでキャンプやBBQを楽しむことができます。

サイトマップを見ていただけると分かりますがキャンプ/BBQサイトは全部で130区画あり、その中にトイレが4つ、炊事場が4つあり、数としては十分な設備と言えるのではないでしょうか。


また、一部の区画には野外炉(かまど)が設置されており、BBQグリルを持っていない方や強い火力が必要なダッチオーブン料理などを試すことが出き、料理にバリエーションが持てることも一つの楽しみだと思います。


システム

区画サイトの写真2

キャンプ場、BBQの利用は事前に予約が必要になります。

今回我々は普通の日曜日の前日(土曜日)の夕方に予約しましたが天気があまり良くない予報だったためか全く問題なく取れ、気軽感を益々感じました。

ちなみにキャンプ及びBBQの利用者は当日の10時15分にサービスセンターで受付を済ませ、料金を支払い利用することになります。われわれはさいたま市から行きましたが、いつも大渋滞の首都高が予想に反して全く混んでおらず9時半に到着しましたが一番乗りでした。


料金は、日帰りの場合大人300円/人・子供150円/人ですので我々家族の料金は900円でした。ちなみにキャンプの料金は上記の倍になります。


なお、キャンプ・BBQサイトには車で乗り入れできませんので受付を済ませた後にリヤカーを借りてキャンプ・BBQ道具を運ぶことになります。

私はもともとオートキャンプ派ですので、車を横付けできないキャンプには少し抵抗がありましたが、大型のリアカーを借りられ、駐車場からサイトまでそれほど遠くない若洲海浜公園ではそれほど気になりませんでした。


若洲海浜公園の魅力

その圧倒的な手軽さ

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サイトの写真
アウトドアセンターの写真
BBQの写真
サイトの全景

若洲海浜公園の最大といっても良い魅力はその手軽さにあると思います。


今回我々は3家族(総勢12名)で日帰りBBQを楽しみましたが、そのうち2家族はこれまでアウトドアの経験がほぼない家族であり、車も持っていないため電車とバスで現地に来ました。

そして、我々家族が日頃からキャンプで使っている各種グッズを使ってBBQをしたのですが、仮に我々が道具を持っていなくとも全てレンタルできるため、当日行ったようなBBQを十分に楽しめます。


また、テントなどを借りればキャンプをすることもできますので、電車+バスでの数十分の移動で本格的なアウトドアが楽しめるのは本当にお手軽だと思います。


都内にお住いの方であれば車がなくても全く問題ないため車を持っていない方も少なくないと思いますし、居住スペースの関係からテント、タープ、クーラーボックス、アウトドア用の椅子など嵩張るアウトドアグッズの購入を躊躇される方も少なくないと思いますが、そういう方でも気軽にアウトドアが楽しめるのが若洲海浜公園の最大の魅力だと思います。


今回は日帰りBBQでしたが、都内の夜景を見ながらのキャンプも楽しいのではないかと思いますので、ぜひ一度キャンプにも訪れてみたいと思います。


釣りキャンプが楽しめること

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釣り施設の写真
釣り施設からの写真
イワシの写真1
イワシの写真2

もう一つの魅力は手軽に「釣りができる」ということです。


釣り好き、キャンプ好きの私からすると手軽にキャンプができるだけでなく、釣りもできるということで限りなく天国に近いところです。笑


上記のGoogleマップを見ていただいてもわかる通り若洲海浜公園は周囲が海に囲まれた埋立地に立地しているため周囲360度釣りができるのではないかと思えるくらい釣り場は豊富だと思います。

また、朝6時から夜21時までと時間は制限されますが、海にせり出した海釣り施設(堤防)もありますので、手軽に深場の魚が狙えるのも魅力の一つではないかと思います。


今回我々は大潮の上り潮のタイミングで防波堤の先端付近でサビキ釣りをしましたが、2時間竿3本でイワシ・サッパを合計50匹以上釣りました。

また、お隣の釣り人はカニ仕掛けでワタリガニをバンバン釣っていたり、セイゴ(スズキの子供)を釣っていたり、さらには足場が高い方ではヘチ釣りでクロダイを狙っている方もおられ、お話をお聞きしたところ30cmくらいのクロダイを釣ったとのこと、かなり魚影が濃いところではないかと思います。

また、サービスデスクで見た限りではメジナやシーバス、アナゴ、カサゴなども釣れるらしいので次回はぜひその辺りの魚種も狙って見たいと思います。


なお、海釣り施設で釣りをする場合には投げ釣りは禁止とのことですので、その点だけご注意ください。また、以前はなかったのですが今は海釣り施設の入り口に釣竿のレンタルや仕掛けや餌などが売っていますので、ちょっと様子見がてら行ってみて、気が向いたら釣りをするなんてこともできると思います。


最後に

釣り場の写真

実は東京に住んでいた頃に若洲海浜公園に一度だけ釣りに来たことがありますが、その時は海釣り施設にあまりに人が多く、そこを敢えて避けて周囲の磯から投げ釣りを楽しんだのですが、全く釣れなかった上に帰りに豪雨に見舞われ、泣きっ面に蜂のような状態だったこともありあまり良い印象がありませんでした。


そんな背景の中で以前から長男の東京在住時代の友達家族から一緒にキャンプに行く計画が持ち上がり、我が家族としてはキャンプやアウトドアライフの楽しさを思いっきり感じて欲しいと考え、様々なキャンプ場で検討してみるもどうしても交通アクセスの問題や道具の問題で実現しない中で、キャンプではなくとりあえずBBQに行ってみようということで約束の日の前日に若洲海浜公園に行くことになったのですが、アウトドア経験の少ない友人家族皆が楽しんでくれたようで本当によかったなと思います。


そういう意味ではキャンプやBBQをやってみたいけどどうしょうかなと思っている皆さんにとってはお試し感覚でとりあえず行ってみるキャンプ場としては最適だと思いますので、ぜひ一度行ってみてください。


ちなみにキャンプやBBQの注意点としては、ゴミが全て持ち帰りであるためできる限りゴミが出ないようにした方が良いと思います。また、蚊とハエが結構いますので、虫除けなどを持参することをお忘れなく!


終わり