オレンジ村オートキャンプ場 2018年GW

〜磯遊び・海釣りキャンプを満喫!〜

2018年4月28日

今年最初のキャンプとしてGWに南房総千倉市のオレンジ村オートキャンプ場に行って来ました。

ここ最近のキャンプは全てそうですが今回も子供たちの友人2家族とご一緒しました。


夏場のキャンプは標高高い高原を求めて山梨や長野方面に行くことが多いのですがGWはまだ肌寒い日事もあり例年千葉方面に行くようにしています。


そんな感じでスタートした今年最初のキャンプですが、実際は連日天気が良く、日差しも強かった事もあり、海遊びも満喫でき、予想以上に楽しんだキャンプでした。


という事でそんな今回のキャンプについてお伝えしたいと思います。


オレンジ村オートキャンプ場


まずはキャンプ場についてご紹介です。


立地・アクセス


都内からは渋滞がなければアクアライン+館山道経由で3時間弱ですが初日がGWの初日だったためある程度覚悟をして出発しましたが朝が6時くらいに出発した事もあり渋滞にはほぼ捕まらずストレスなく到着しました。

ちなみに、帰りも午前中にアクアラインを超えたため最終的には渋滞しらずのキャンプになりました。


構造・サイトの特長

サイトマップの写真

オレンジ村オートキャンプ場はその名前の通り、オレンジの段々畑に作られたキャンプ場であるため山の斜面に細かく段々がありその一つ一つにキャンプサイトを設置している構造になっています。

そのため場所によりかなりサイトの広さに差がありますので希望が通るかどうかは別問題ですがご利用にあたっては最初にある程度要望を伝えておくことをお勧めします。

また、場所によって眺望もかなり異なり眺望の良い海側見えるサイトもあれば、木々に囲まれたサイトもあり、幅広い好みに対応できるキャンプ場です。


サイトマップに書かれている「現在地」というところから「オートキャンプテントサイト」と書かれている辺りまでオートサイトが点在している形となっており、我々はオートキャンプサイトの一番奥の2区画を今回利用しました。


ブランコの写真

また、「現在地」と書かれている場所の前に辺り(青丸のエリア)にブランコなど小さい子供が遊べるちょっとした遊戯もあります。


眺望の写真

今回わわわれは海が見える眺望が良いサイトを割り当てられましたが直接海から山への吹上の風を受けるために突風が吹き、タープが飛ばされることがありました。

天候にもよりますが眺望は捨てても木立の裏などのサイトが正解かもしれません。


ちなみに眺望はこんな感じです。

高台の上にあるキャンプ場であり、外房の海が見下ろせます。


設備

設備の写真

写真はサイトマップの現在地というところを前の通りから見下ろしたものです。

この建物は受付兼売店になっており、その隣には無料シャワーと建物の裏にはお風呂があります。


その他の設備は一通り揃っていますが構造上の問題か全体的に炊事場・トイレの数はサイト数の割には少ない印象でした。また、それをカバーするために1箇所あたりの洗い場自体の数は多い印象をもちました。

しかし、炊事場の数自体が少ないため結果的にサイトによっては炊事場までのかなり距離があり多少不便を感じるところも少なくないように感じました。


お風呂は家庭風呂の延長のようなものがあり、そこから海が見えるため眺望は良いのですが、とにかく湯船の水が汚く、利用者のマナーの問題か髪の毛が大量に浮いていることが度々ありました。

そのため自分たちで髪の毛を掬い出し、少しお湯を入れ替えてから湯船に入っていました。

この要因が毎日お風呂を洗っていないためなのか直前の利用者の問題なのかわかりませんが、湯船に浸かりたくなくなるレベルの汚さだったため改善の余地は大いにあると思います。


サイト自体は前述したように場所により広さはかなり異なります。

それに加えて繁忙期は客を詰め込みすぎている印象があり場所によってはどう考えてもこの広さでテント設置したらクルマ止められないよね、というようなサイトもあり、ちょっとサイトの区画自体に無理があるように感じるところもありました。


料金

GWの繁忙期にも関わらず2家族、2泊の利用で16,600円、一泊一家族換算で4150円、それに加えてお風呂に入る場合は4人家族で1400円(子供300円、大人400円)ですのでそれなりにリーズナブルなキャンプ場だと思います。


周辺環境


キャンプ場から車で数分のところにオドヤという大型スーパーがあったり、薬局やコンビニがあり、利便性はかなりよいキャンプ場だと思います。また、前述したように山の斜面に面したところにあるため道路からもそれなりに離れていること、さらには道路自体それほど車通りが多くないことから周辺の音が気にするキャンプ場ではないです。

夜には海沿いを通る電車の音が聞こえたりし、周りのキャンパーがマナーがよければ風情もあるキャンプ場だと思います。


今回の遊び


今回南房総にキャンプに来た狙いはズバリ釣りと磯遊びだったので、その狙いで遊び場所を絞りました。


磯遊びの沖ノ島公園


まずは磯遊びと釣りの両方ができると目論み沖ノ島公園に行きました。


沖ノ島公園は、房総半島の突端近くにある陸続きの小さな島を中心とした海遊びできる公園です。

実は私の叔父が館山在住であるため最初に訪れたのは私が小学生の頃でもう40年前くらいになると思います。その当時から人気のスポットで週末ともなると車を停める場所を下がるのも難しい状況でしたが今でもそれは変わっておらず、今回はGWだった事もあり、かなりの混雑ぶりのため島側には車を停めることが出来ず手前の防波堤沿いに車を停めました。


沖ノ島公園は、小さな島と陸地をつなげる砂浜と小さな磯場がありますのでちょっとした海水浴と磯遊び、あとは釣りが楽しめます。


磯遊びの写真

今回我々は島側には止められなかった事もあり島に通じる道沿いに面したちょっとした磯で磯遊びと釣りを楽しみました。

磯遊びでは小魚やカニ、ウニなど小さな生き物を網で掬って取ることができ、かなり楽しめます。ちなみに今回我々が遊んだ時間は丁度干潮だった事もあり丁度良い磯ができていましたが満潮時には水没してしまうため遊びに行く時には潮見表を見ていかれることをオススメいたします。


ちなみに写っている犬は我が家の花ちゃんです。笑


カサゴの写真

ちなみにチョイ投げ釣りやブラクリ釣りも楽しみましたが周囲に海藻などが多い事もありチョイ投げではすぐに根掛りをしてしまい釣りになりませんでした。

しかし、ブラクリ釣りで防波堤の間に仕掛けを落としてみたところ一発目で20cmくらいのカサゴが釣れました。


それに味を占め子供たち皆、総勢4名で皆で釣りをしてみましたがその後は全く釣れなくなってしまったのであまり釣りは期待できないかもしれません。


カサゴから揚げの写真

ちなみに唯一の釣果であるカサゴはキャンプ場に戻り唐揚げにしました。

見た目はイマイチですが美味しくいただきました。^^


釣りと海水浴の西岬海水浴場


沖ノ島公園で午後過ぎまで遊びましたが子供達が砂浜で遊びたいと言い出したため今度は沖ノ島公園から少し南に降ったところにある西岬海水浴場に行きました。


ここは実は狙って行ったというわけではなく車で砂浜を探しながら走っていたときに偶然見つけた場所になります。


車で通った時には危うく通り過ぎてしまいそうになるくらい小さな海水浴場で、全長100mもない感じのプライベート感溢れる浜です。


浜の写真

しかし、マイナーなところであるためかGWというお世辞にも海水浴シーズンとは言えない季節だった事もあってかほとんど人がおらず、我々の貸切のようなビーチでした。


この日は最高気温が30度近くに届くくらい暑かったため子供達は海パンに着替え、季節外れの海水浴を思いっきり楽しんでいました。


ちなみにここでもキスを狙って投げ釣りに挑戦しましたが、全くアタリがありませんでした。。。笑


さらにちなみにビーチの南端にはちょっとした磯があり磯釣りをしている方々おられたり、我々が到着した時にはシーカヤックを楽しんでおられる方もおられ、そういう楽しみ方もあるようです。


オレンジ村のいいところ、少し残念だったところ


キャンプ場の写真

という事で色々楽しんだ今回のキャンプでしたが、ここでオレンジ村オートキャンプ場の良いところ、少し残念なところを改めて整理してみました。


いいところ

・料金がリーズナブル
・遊びに買い物など周辺環境に恵まれている
・高台なので景色が良い
・風呂がある


すこし残念だったところ

・一区画が狭い
平日などは快適かもしれないが繁忙期は隣が気になったり結講気を使う。

・風呂が汚い
直前に入られた方のマナーの問題か湯船の中に大量の髪の毛が浮いており、最初は入る気が無くなるほどでした。髪の毛を全てすくいとり少しお湯を入れ替えてから入りましたが少しがっかりのお風呂でした。


最後に

景色の写真

周辺環境には恵まれているのですが炊事場やトイレの場所、サイトの区画などサイトデザインに残念な点がいくつか見られました。

炊事場は設備投資が伴うため簡単には行かないかもしれないですがサイトの区画デザインはちょっとした配慮でかなり改善できると思います。


事実このキャンプ場は平日などの閑散期と繁忙期のクチコミがかなり分かれており、実はサイトを少しゆとりをもって使えるだけで利用者の利便性は向上するのではないかと思われます。


また、このキャンプ場でもう1つ気になったことは利用者のマナーの悪さです。

先ほど触れたお風呂もそうですが、炊事場に生ゴミをそのまま流していたり、そのため炊事場が詰まってしまうのですがそれでもそのまま放置をしていたり、さらに夜中遅くまで飲んで大騒ぎしているグループキャンパーがいたり、これまで色々なキャンプ場に行きましたがかなりひどいレベルのキャンプ場でした。


しかし、先ほど触れたようにちょっとサイトデザインを変更し、一つ一つのサイトにもうすこしゆとりを持たせれば利用者のストレスが軽減され、マナーも向上するのではないかとおもいます。


都内からのアクセスもよく、周辺環境にも恵まれ、眺望もとても良いキャンプ場なのでぜひがんばってほしいなと思う今回のキャンプでした。


終わり